デューン 砂の惑星 PART2
ドゥニ・ヴィルヌーヴ 監督・脚本・VFX作品
ティモシー・シャラメ/ゼンデイヤ/オースティン・バトラー/レベッカ・ファーガソン/フローレンス・ピュー/ジョシュ・ブローリン/レア・セドゥ/ハビエル・バルデム/ステラン・スカルスガルド/クリストファー・ウォーケン/デイヴ・バウティスタ
’24/米/2h46分
山形フォーラム
令和6年3月20日
宇宙を支配する力を持つ”スパイス”の採掘権をめぐり、惑星デューンの統治権を争うアトレイデス家とハルコンネン家のハルコンネン男爵<ステラン・スカルスガルド>と壮絶な抗争が勃発。ハルコンネン家の策略により、アトレイデス家は全滅。しかし、最愛の父とすべてを失うも後継者ポール・アトレイデス<ティモシー・シャラメ>と王妃レディ・ジェシカ<レベッカ・ファーガソン>は生き延びていた。王子ポールは砂漠の民の愛するチャニ<ゼンディヤ>と心を通わせる。王妃レディ・ジェシカは女性のみの秘密結社のメンバーで精神と肉体を鍛錬し特殊能力を取得していた。そしてジェシカは組織の掟に反しポールを鍛錬していた。宇宙の名門 アトレイデス家の全滅には皇帝シャッダム4世<クリストファー・ウォーケン>が裏で繋がっていた。砂だらけの惑星デューンには砂の中を自由に移動し全てを飲み込む砂虫が潜み、砂漠に伝わる振動を嗅ぎつけると襲ってきた。砂漠の民は砂虫の生態に精通し利用していた。
砂漠の民のレジスタンスに入り仲間から余所者と後ろ指を刺されながら、レジスタンスのリーダー、スティルガー<ハビエル・バルデム>からは伝説の救世主と祭り上げられハルコンネン家の資金を断つために”スパイス”の採掘機を襲い破壊する日々が続いていた。ハルコンネン男爵は”スパイス”の採掘の遅れに業を煮やしていた。ポールはレジスタンスの仲間の信頼を得るためにも砂虫に乗りこなす試練に挑み成功する。スティルガーはポールを救世主として認めさせるために惑星デューンの南に位置する評議会に向かう。惑星デューンは水が貴重で砂漠の民は亡くなった人の水分も利用する。そして集落の中心部には多くの水を湛えた空間があった。評議会には女性のみの秘密結社のリーダーとして全ての記憶を引き継ぐ者がいた。そしてレディ・ジェシカが次の記憶を引き継ぐ者と指名され、過酷な儀式に挑む。特別に抽出した液体を飲むと全ての記憶が長け込み未来をも見通し、この儀式で湧き上がる恐怖には男は抵抗できず死ぬとされていた。
ハルコンネン男爵は惑星デューンでのアトレイデス家の滅亡には、皇帝シャッダム4世が関わっている事を知られるのが不味いと、皇帝シャッダム4世を脅しその力を増していく。
ハルコンネン男爵の支配する惑星では次男王子フェイド=ラウサ・ハルコンネン<オースティン・バトラー>が力を付け後継者の座を狙っていた。王子は実力を見せハルコンネン男爵は”スパイス”の採掘量を回復させるために惑星デューンに次男王子フェイド=ラウサ・ハルコンネンを送り込んだ。フェイド=ラウサはレジスタンスの地下集落に徹底的な武力攻撃を仕掛けた。砂漠の民は評議会に参加するために南へ向かった。南の
評議会は砂漠の嵐に守られ容易に通過することはできないとされている。ポールは評議会に着いた先で母親の手引きで男では恐怖に耐えることができないとされる儀式に挑み恐怖に打ち勝ち記憶を受け継いだ。受け継いだ記憶の中には母親の出自に関わる記憶もあった。
砂漠の民によるレジスタンスは惑星デューンに皇帝シャッダム4世をも呼び寄せ、ハルコンネン男爵らと皇帝シャッダム4世が会合する場所にポールも乗り込み悪事を暴き対決に持ち込む。皇帝と争う場面は宇宙を統べる大統家の関心を招く事となり惑星デューンに大統家の監視が襲来した。対決の儀式は代理の者を立てることができて、レジスタンス側はポールが皇帝側は次男王子フェイドが決闘を始めポールはフェイドを打ち負かし皇女イルーラン<フローレンス・ピュー>を娶り、皇帝に成り代わることを宣言するが大統家は皇帝が成り代わることは認めないと宣言する。