徒然なるままにその日暮らし

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じごくゆき

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じごくゆき
桜庭 一樹[著]/集英社

「暴君」
 教育の目的がなんだか知ってる?。親友の田中紗沙羅によると、気が狂わない程度に神経症の子供をつくること。私の名は近藤翡翠。山奥の小さな町から、電車に揺られさらにバスに乗って、ミッション系の中学校に通う。稲穂が青々と高くなると、夏。幼馴染の三雲くんが自宅で刺され弟と妹が殺された。母親による無理心中だった。第一発見者の翡翠と紗沙羅。その母親は昔、翡翠と紗沙羅のミッション系の中学を卒業していた。事件が起きて学校に行くと皆当事者よりも詳しかった。

「ビザール」
 その朝は転職して1日目の大事な出社日だった。前の会社で大学時代のノリで不平や不満をよく口にしていたら居づらい環境になっていた。今度は警戒し職場用の笑顔を心がけていた。早く着きすぎ手鏡で笑顔の確認をしていると鏡の奥に隣の課の係長何かの顔が小さく写っていた。二日目満員電車の中で難儀しているとスルスルと男が寄ってきた。隣の課の係長だった。15分早く乗れば空いているという。それからは早朝会社の喫煙室で朝のおにぎりを食べる日が始まった。係長は同じ町の出身だった。二人で映画を見に行った帰り暴力団の抗争に巻き込まれ係長は怪我を負った。

「A」
 かつてAはこの国のアイコンであった。国民のほとんどが見つめその行動は社会現象になったが、ある事件のあと姿を消した。そのあとは国のアイコンとなる様な人は現れなかった。トレンド企画者の社員は、消えたかに思えたアイコンは今もAの中にいるのではないかとAに接触し、システム・マトリックスして代わりの遺体とAを繋いだ。アイコンは予測通りAの中に残りアイコンは流行を左右するまでになった。

「ロボトミー」
 僕とユーノの結婚披露宴の時に一番泣いていたのはお義母さんだった。咆哮のような恐ろしい鳴き声をいまでもはっきり覚えている。結婚式が済んで新居に移ってもお義母さんはユーノを離さなかった。結婚生活は半年で破綻しお義母さんに大げさに暴力と騒がれ離婚した。

「じごくゆき」
 あの日私が副担任の中村由美子先生と駆け落ちすることにしたのは先生があまりにもかわいそうだったから。放課後学校に残っていると先生は帰れと言わず私も帰りたくないと言ってきた。そしてそのまま駆け落ちした。

「ゴッドレス」
 父に呼び出されてその男に会ったとき、私は降る雪のように口を利かなかった。父はもう若くないのに美男子だった。同性愛者で二十五歳の時、進歩的と言う名の思考停止の女友達の強力で体外受精で娘を得た。それが私ニノだった。父は僧侶だと言う若い恋人を連れていた。今の法律では二人は結婚できないからニノに男と結婚しなさいと言った。

「脂肪遊戯」
 お兄ちゃんなんだから紗沙羅を守ってやれよ。親父は口癖の様に僕に言う。紗沙羅は一つ年下の裕福なお嬢様。小学校の三年生までは色白でほっそりしていたが中学一年生になった今は体重70キロの小山のような巨漢に成り果てた。夜になると二人の間にある国道は騒がしくなる。不法投棄の荷物を積んだダンプカーが何台も通り過ぎる。夜になると携帯に紗沙羅からの電話が鳴る。紗沙羅はお菓子を食べながら話をする。

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# by a2k_turedure | 2018-02-23 22:21 | 徒然なるままに乱読記’18 | Trackback | Comments(0)

スリー・ビルボード

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スリー・ビルボード
マーチン・マクドナー 監督・脚本・製作作品
フランシス・マクドゥーマンド/ウディ・ハレルソン/サム・ロックウェル/アビー・コーニッシュ/ジョン・ホークス/ピーター・ディクレイジ/ルーカス・ヘッジ/ケレイブ・ランドリー・ジョーンズ
’17/米=英/1h55
山形フォーラム
平成30年2月20日

 アメリカの片田舎。あまり人の通らない道で朽ち果てそうな古い三枚の大きな看板を見つめる女性。次の日、彼女は看板を管理している業者を訪ねた。業者は町の警察署の向かいにあった。彼女は簡単に撤去できない様にしっかりとした契約書を交わし看板に広告文を載せる。7ヶ月前看板が立っている近くで彼女の娘がレイプされ火をかけられて死体となって発見された。警察は何をしているのかと警察署長に問いかける文だった。人望の厚い警察署長は冷静に対処しようとするが血気に逸る警察官は看板を設置した業者と彼女に喰ってかかる。しかも警察署長は末期がんで先が長くなく街の住人ならばほとんどが知っており、彼女も知っていたが、捜査が進展しないことに仕方がない思いだった。彼女の夫はDVで離婚し今は動物園に務める若い娘と恋仲で一緒に暮らし、彼女は息子と二人暮らしだった。事件のあった晩。彼女は夜遊び行こうとする娘が車を貸してくれというの拒否し喧嘩し「レイプされるかも知れない」と捨て台詞を残し出かけていくのを「レイプされればいいと」言って送り出していた。看板を掲げたことで彼女は街の住人から白い目で見られ息子も学校でいじめを受けていた。彼女の理解者は彼女と親しい者だけで、別れた夫も抗議に暴力を振るおうとしたが息子が止めに入り帰っていった。そんな中、不治の病に、残された家族への負担になることを嫌い警察署長は拳銃自殺をする。非難は彼女と看板業者におよび血気に逸る警察官が看板業者に暴力をふるい意見看板が燃やされる。夜間誰もいないはずの警察署に火炎瓶を投げる彼女。たまたまその時、首を言い渡された血気に逸る警察官が警察署に署長の警察官に宛てた遺書を取りに来ていた。火だるまになった警察官の収容された病室は彼が暴力を振るった看板業者と一緒だった。警察署は新しい署長を迎え機能を再開していた。看板業者に依頼された施工業者が彼女を訪ね通常予備を作ってあるからと意見看板を同じ様に掲げる。警察署長は事件の早期解決の為にと遺書に1ヶ月分の意見看板掲示用の費用を残していた。火傷を負った元警官が酒屋にいる時、事件と同じ様な犯罪をしたと嘯く男を見つけ殴られながら嘯く男のDNAを回収し彼女に伝えるが結果は犯人ではなかった。

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# by a2k_turedure | 2018-02-20 23:02 | 徒然なるままにキネマ’18 | Trackback | Comments(0)

無貌の神

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無貌の神
恒川 光太郎[著]/角川書店

「無貌の神」
 世界から見捨てられた様な場所。皆襤褸を纏い、与えられた仕事もなく、獣のようにのっそりと生きていた。その集落では私以外はみな大人だった。私は陰気な女と同じ屋根の下に暮らしていた。村には古寺がありそこに顔のない神が座していた。顔のない神はこの見捨てられた世界の中心で百万もの色彩を放つ光の衣を身につけていた。顔のない神は傷を癒す力を持っていた。女に連れられ谷の吊り橋に行き女に渡ることを促されたが渡らなかった。女は隠し持った刃物で顔のない神を倒し成り代わった。

「青天狗の乱」
 ずいぶん昔の話だが伊豆に向かう交易船の船員をしていた。江戸の終わり頃の伊豆の島々は流刑地だった。見届物という流刑者の縁者からの差し入れを届ける副業をしていた。鷺照という男への見届物に天狗ゆかりの付けていると死なないと言う面があった。江戸幕府が倒れ島流しの制度が終わる頃役人の息子であばれ者が殺されると言う事件があったと言う。
「死神と旅する女」
 十二歳の少女フジは尋常小学校からの帰り道に迷ってしまった。フジは死神と言う中年男と一緒にいる若い男に出会った。中年男の指示で若い男に殺されようとし、フジはあまりものを考えず行動する、そして反撃し若い男を殺した。フジは中年男と行動を共にし人を殺しまわった。場所も場面も常に違い中年男の車に乗りいつ場所が変わったのかもわからない。中年男は、ちょうど画家が絵を描く様に運命に注文された世界という絵を作っている。どの様にして作るのか。人を殺して作る。面倒な問題がありわしは殺せぬ。お前はわしの芸術のための絵筆なのだ。

「十二月の悪魔」
 冬の町を歩いていた。背後に影男が現れる。森の中の一軒家を見つけ玄関のノブを握った。予想外にドアが開いた。ソファでうとうとしているとアカネという娘が帰ってきた。

「廃墟団地の風人」
 私は廃墟で目を覚ました。私は空を飛んでいる時に急に失速し地上に落ちた様だ。廃墟団地に作業服の男が現れたが私に気づかず通り過ぎた。私は自分のことを風人と名付けた。団地に少年が現れ私の存在に気が付いた。少年は東京から母親と帰ってきて学校でいじめられているという。廃墟団地にビオラを弾く女が現れた。女は昔、風人と同じ存在だっただったという。

「カイムルとラートリー」
 黒く幼い獣はいつも母のあとをついて歩いた。獣は奴らの頭骨を積み上げ境界を作っていた。幼い獣は捕らえられ族長の元に買われた。幼い獣カイムルは言葉を覚え喋ったことできみわるがれ族長の家から皇帝の献上物に引き取られた。そして第三皇女ラートリーへの贈り物とされた。カイムルはラートリーと仲良くなり。ラートリーは遠くを見る能力があるという。少女になったラートリーはカイムルと一緒に城を抜け出した。遠く離れて暮らすうちラートリーの予見通り城は滅ぼされた。

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# by a2k_turedure | 2018-02-17 10:36 | 徒然なるままに乱読記’18 | Trackback | Comments(0)

おお雪が

 今朝は大雪にへいこらへいこらです。

 朝からの雪掃きで
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 自宅の駐車スペースと道路の間に積み上げた雪がまるで冬のアルプスの様な形になっていました。

 午後から天気が良くなってくれれば、この山を少し崩して自宅の裏の南側に持っていく予定です。



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# by a2k_turedure | 2018-02-12 11:07 | 徒然記 | Trackback | Comments(2)

三鬼 三島屋変調百物語四之続

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三鬼 三島屋変調百物語四之続
宮部 みゆき[著]/日本経済新聞出版社

 三島屋は、江戸は神田、筋違御門先の一角にある袋物問屋である。三島屋夫婦には息子が二人いるが、どちらも他店の釜の飯を食って見るようにと家をだされた。代わりに二年前の秋口から主人の姪のおちかという娘が住むようになった。
 三島屋の変わり百物語は人を集める。そこに決まり事はない。聞いて聞き捨て、語って語り捨て。ただそれだけだ。今日もまた一人、白黒の間に新しい客が来る。
 
「迷いの旅籠」
 子供である。白黒の間に語り手として子供が一人で来るのは初めてのことだ。普段と違って勝手が違う。鶴見の小村の娘だという。戒めを殿に語るために予行演習を兼ねているようだ。村では雪解けの時期、村の守り神に起きてもらうために飾り行灯を担ぐ祭りがあるが、領主のお殿様に不幸があり喪に服すために祭りを行わないように御触れが出された。村ではたまたま滞在していた絵師の提案により、お殿の御触れに触れないように守り神近くの隠居所の障子に絵を描き飾り行燈に見立てる催しをした。行燈に誘われ隠居所には懐かしい亡くなった者が表れた。

「食客ひだる神」
 三島屋では桜の季節、桜見を催しその際に贔屓の弁当屋を使っているがその店は秋口から春先までしか商売をしていなかった。おちかの興味で主人がやって来て語る。仕出し屋で修行ほ重ね故郷からの帰り突然めまいがするほどの腹が空き行き倒れになりそうになった。そりから大食になって修行を重ね弁当屋を始め客が付き順調に店を大きくしていったが、住まいが土台から変に傾き主人や奉公人に病人が出て支障が出るようになった。と言う。

「三鬼」
 今度の語り手は貧乏藩の江戸家老を務めたほどの武家人だった。妹を助けるために理不尽な人をする者を切り情けで過酷な山村の管理者として派遣された。山村は先代の藩主の経済政策が不調で見捨てたられたような植林の村で街から追放されたような者が送られ、先の管理者は一人は行方不明となり一人は「村には鬼が居ると」変わり果てた姿で帰って来たと言う。山村は二つに別れ特に行き来はなくそれぞれの村長と管理者だけが行き来していた。

「おくらさま」
 三島屋では他店の釜の飯を食っていた次男が暴力事件に巻き込まれ頭を負傷して帰って来た。三島屋では一時百物語を止めていたが再開することを決めた時に白黒の間に娘の様な着物を着飾った老女が語りにやって来た。香具を扱う店でその店の娘は美しく、娘にはその店だけのしきたりがあり、蔵の中のお香を絶やさぬようにすることだと言う。香を絶やさないようにすれば、火事や震災は蔵に住まう守り神が守ってくれると言う。しかしそのためには悲しい犠牲があると言う。語りを終えた老女はかき消えおちからは老女の話を確かめるために調べる。

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# by a2k_turedure | 2018-02-11 10:36 | 徒然なるままに乱読記’18 | Trackback | Comments(0)

デンジャラス

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デンジャラス
桐野 夏生[著]/中央公論新社

「つまいもうと娘花嫁われを囲む潺湲亭の夜のまどる哉」兄さんが昭和二十六年に詠んだ歌です。兄さんとは谷崎潤一郎。
 いかにも谷崎らしい、最愛の女たちに囲まれた私生活の充実ぶりが表れている。戦時中発禁の憂き目に遭っていた「細雪」が大成功を納めて文化勲章も受賞し谷崎潤一郎が文豪と呼ばれ始めた時期でもありました。妻とは兄さんの三番目の妻、松子のことで、妹はこの私、松子のすぐ下の妹、重子と申します。娘とは実子の藍子さんのことではなく、松子が前夫との間の娘、美恵子。花嫁とは同じく前夫との間に生まれた息子の嫁、千萬子のことです。嫁は待つ席だが兄は若い娘に興味津々で常に気を配っているのがよくわかりました。
 「細雪」のモデルと言われる重子。後の瘋癲老人日記のモデルとなる千萬子との往復書簡。戦前定職が付かない重子の夫、渡辺弘。しかし戦時中・戦後の混乱期その要領の良さで北海道から重子と谷崎らの元にせっせと物資を運ぶ。しかし戦後ガンで亡くなった。重子夫婦は渡辺の家が絶えることを避けるため松子の前夫との息子を養子に取り千萬子を嫁に迎える。疎開先の屋敷潺湲亭に皆で住んでいた。息子の仕事の関係で息子夫婦は東京に住むようになったが谷崎と千萬子は毎日、速達で書簡を交換しあった。重子は細雪のヒロインのモデルであることを秘めやかに誇っており、谷崎の好きなのは貴方だの言葉に感じていた。谷崎は体を悪くし利き腕の右手が使いづらく口述筆記を頼んでいたが、千萬子との往復の速達には自筆で書いていた。次第に往復書簡に没頭する谷崎に憂いていたが一家の絶対権力者には逆らえず見ているだけだった。
 後年、瘋癲老人日記を出し大いに受け入れられ、その内容は千萬子をモデルにしていることが容易に感じられる。
 兄さんは私を小説に書き、私を好きだと言って混乱させ、一緒に暮らそうと誘い、再婚を勧めて飲酒する私を諌めたのでした。私は完全に、兄さんの支配下におかれていたのです。

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# by a2k_turedure | 2018-02-01 23:53 | 徒然なるままに乱読記’18 | Trackback | Comments(0)

ダークタワー

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ダークタワー
ニコラス・アーセル 監督作品/原作 スティーブン・キング
イドリス・エルバ/マシュー・マコノヒー/トム・テイラー/キム・スヒョン/フラン・クランツ/アビー・リー/ジャッキー・アール・ヘイリー
’17/米/1h35
山形フォーラム
平成30年1月30日

 いくつもに別れた世界を中心で守るダークタワー。黒衣の男ウォルターはダークタワーを破壊するために輝きを持つ子供たちをさらいエネルギー源としてビームを当てていた。ビームを当てられたダークタワーは一部が破壊され現実世界のニューヨークでも原因不明の地震が頻発していた。中間世界で繰り広げられているダークターへの攻撃を夢に見るニューヨークの少年ジェイクはうなされ、夢から覚めている時に悪夢の中の出来事をスケッチしていた。ジェイクの継父はジェイクを邪魔者とし精神科に入院させようとしジェイクの母親もジェイクの行動に悩んていた。ジェイクは自分が描いた屋敷のスケッチをネットに流し情報を求め、黒衣の男の手下が精神病院に化けジェイクを捉えようとしてきたが、間一髪スケッチの情報が得られその場から逃げ出しスケッチの屋敷に潜入し中間世界に繋がるゲートを潜る。
 中間世界で一族全てをウォルターに殺されたガンスリンガーのローランドがウォルターへの復讐に苛立っていた。ローランドの近くに出現したジェイク。ジェイクに襲いかかる魔物にローランドは鮮やかなガン捌きで退けるが負傷する。なかなかダークタワーが破壊されないことに苛立つウォルター、中間世界に繋がるゲートが動作した情報を得て調査に向かうそこで、ジェイクの家に行き継父を殺し母親の記憶を読み、現実世界から中間世界を見通すことができるジェイクの存在を知る。中間世界の村で治療をしてもらうローランドは村の預言者の情報でダークタワーの麓まで歩いて行くことを考えるがとても距離があり一度現実世界に戻りそこからダークタワーに向かうゲートを行くことにするが、ウォルターらに感づかれ村を襲撃され、現実世界に逃げ込む。
 現実世界で母親が跡形もなく焼き殺されたことを知るジェイク。現実世界の病院で治療を受けるローランド。すぐに怪我は快方に向かい銃砲店で大量に45口径の弾丸を手に入れ、痛み止めをコーラで流し込み体を回復させる。再び襲われジェイクを連れ去られるローランド。ジェイクが透視したイメージを元にジェイクが連れ去られた廃工場に潜入する。次々に拳銃で倒すローランド、中間世界ではジェイクの輝きをエネルギーにダークタワーに攻撃を仕掛けるがジェイクの懸命な抵抗でタワーの被害は少ないが現実世界のニューヨークでは空に怪しい光が輝き巨大地震が発生する。ジェイクの抵抗で現実世界と中間世界を結ぶゲートは開かれ黒衣の男とローランドの直接対決が行われるが黒衣の男はローランドの銃弾をことごとく跳ね返してくる。

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# by a2k_turedure | 2018-01-30 22:25 | 徒然なるままにキネマ’18 | Trackback | Comments(0)

豚のやきとり

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 寒河江で職場の同僚と豚のやきとりです。
 寒河江はやきとりの看板をあげている店が多くて、しかも具のメインは豚肉。
 ということで、ザワ線を(JR左沢線)を乗り継いで店に。早速注文をして焼き上がるまでに豚足とすじ煮をあてに熱燗で乾杯。ノリに乗って次々注文して大満足。
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豚タンに豚なんこつも絶品。

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# by a2k_turedure | 2018-01-24 09:58 | 徒然記 | Trackback | Comments(3)

わたしの本当の子どもたち

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わたしの本当の子どもたち
ジョー・ウォルトン[著]/[訳]茂木 健/創元SF文庫

2014年ジェムズ・ティプトリー・ジュニア賞受賞作/2015年全米図書館協会RUSA賞受賞作

 2015年、介護施設でパトリシアと名札が付けられた老女。彼女の記憶は混濁し二組の娘息子が記憶に存在しどちらも本当の記憶だった。
 パトリシアは連合軍の反撃が始まる頃にオックスフォードに入学しクリスチャンユニオン(キリスト教学生会)に加入し、1945年ようやくヨーロッパの戦争が終わった。パティはクリスチャンユニオンもオックスフォード大学も最初に考えていたほど完璧ではないと感じていた。仲間の一人がレズビアン女性をかくまったことから誤解を受け排斥にあったことがあって退会した。大学でマークという年下の男性と付き合った。大学を終えると田舎の私立女子校で教鞭をとった。マークとの交際は続いていたが、マークが卒業の時にマークの研究が評価されずに就職がうまくゆかなかったことで電話をかけてきたときの対応でパトリシアの人生は二つに別れた。一方はトリッシュと呼ばれマークと一緒になり主婦の道へ、もう一方はパットと呼ばれ公立校の教師とイタリアの観光案内記の作者としての道へ。
 トリッシュはマークと結婚するがマークの勤め先は田舎で車もなく家に閉じ込められたような窮屈さを感じマークは暴力的で子供が必要となるときだけワインを買い込みトリッシュに強引にセックスをする。その度ごとに妊娠し場合によって死産して4人の子を得る。
 パットはマークと別れたことを契機に田舎の私立学校を離れケンブリッジ近くの公立高校で教師となって大学の卒業旅行で訪れたイタリア、特にフィレンツェが気に入り夏のバカンスは長期滞在するようになってその経験からイギリス人向けに書いた旅行案内記がそこそこのヒットとなってフィレンツェに家を買うまでの資金を得た。
 マークはなんども書き送っていた研究論文が取り上げられたことを契機に大学の講師の仕事を得て、家族ごと移った。トリッシュは子供達の協力もあって街の中に住居を得て臨時教員の職も得た。臨時教員は正規の教員の休みを補うもので色々な学校で教えることとなった。トリッシュはまた色々な反戦運動、反核運動に参加もしていた。母が認知症で動けなくなり自宅に呼び寄せ介護をする。
 パットはケンブリッジで植物を研究している女性ベアトリスと愛し合い一緒に暮らし出し、パットの書籍のカメラマンをしている男性の協力でパット、ベアトリス共に子供を得る。自由陣営と共産陣営で紛争になって互いにマイアミとキエフに核攻撃に至った。ベアトリスが忙しくフィレンツェのバカンスを過ごせずイギリスにいる時に爆弾テロに遭遇し車椅子の生活を余儀なくされる。
 トリッシュの息子ダグは音楽活動が実を結びロックシンガーとして多くの人気を得ており、マークとの正式な離婚が成立し、次男のジョージは月面基地で研究を進め市議会議員に歴史的建造物を守る活動で当選し、授業中に心臓発作で倒れた。
 パットに精子を提供した男性が核爆弾の放射能が原因と思われる癌で死亡しベアトリスにも同じ症状が発生した。
 トリッシュもパットも記憶が曖昧になるときがあり、それぞれに認知症の病院に入院した。

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# by a2k_turedure | 2018-01-21 13:13 | 徒然なるままに乱読記’18 | Trackback | Comments(0)

漫画ミュージアム

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新庄・最上漫画ミュージアム

 近頃。近頃といっても、ここ20年ぐらいになると思うのだが、新庄最上出身、もしくは関係者の中にメジャーで活躍している漫画家さんが複数人いらっしゃることが判明して。その縁で新庄市の広報誌の表紙をお願いしたところ話題になって、それじゃってんで作ったのが、ここ「新庄・最上漫画ミュージアム」。なお、漫画ミュージアムの間には (mini)が挟み込んであって、新庄・最上の奥ゆかしさがって?・・・、でも実際のところ、JR新庄駅に併設された「最上広域交流センターゆめりあ」の中の、最上地方の自然を紹介する「もがみ体験館」の一角に漫画家さんの紹介パネルを置いただけのもの。

 展示している漫画家さんの紹介は
 のホームページにお任せし。

 今回は「幽遊白書」「レベルE」「HUNTER×HUNTER」の冨樫 義博氏のネーム展が開かれているのでいってきました。
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 ご自由にお書き込みくださいのホワイトボードにはHUNTER×HUNTERの主人公を盛り立てる一癖も二癖もあるキャラクターが大きく描かれています。

 実際のネーム画展示は、もがみ体験館のほぼ中央を独占し「暗黒大陸編」のネーム画がパネル展示され、実際に発売されたコミック本が置かれて自由にネーム画との見比べが楽しめて、なかなかに盛況でした。(ネーム画は撮影禁止のためないです)
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 新庄市が冨樫 義博氏に依頼したキャラクター「かむてん」
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 を祀った「かむてん神社」、最上地方の音を聴きながらお参りです。

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# by a2k_turedure | 2018-01-20 21:01 | 徒然記 | Trackback | Comments(0)
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このブログは自分の気になったこと等を、徒然なるままにアップしていきますので、お暇な方は付き合ってやってください。


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